「仕事」を知る、「社員」を知る

Q就職活動時に、どのような業界・会社に就職したいと考えていましたか?
A大学では英語を専攻していたので、最初のころは、海外とかかわりのある仕事がしたいと漠然と考え、物流業界、商社、メーカー等の営業関係の会社を見ていました。説明会を通していろいろな業界の仕事について話を聞くうちに、メーカーの営業がしたいと思うようになりました。メーカー営業の一番の魅力は、何といっても自分たちの手で作ったものを自分たちで売るというところでした。
QJNSに入社を決めた理由について教えてください。
A就職サイトに、インドや韓国、中国の展示会に出展したり、世界中のお客様を訪問したりしているJNSの社員の話が載っていたので、そこに魅力を感じ、説明会に参加しました。自社ブランドを持っており、世界60数か国以上の販売先をすべて自分たちの目で見て、実際足を運んで決めているところに惹かれました。また説明会や会社見学等を通して、社員の皆さんの仲の良さが感じられたのも理由の一つでした。
Q入社前と入社後のJNSのイメージついて、変化があれば教えてください。
A海外とかかわりがあるといっても、実際そういう仕事ができるのは入社してから早くて2~3年後で配属先によっても変わる、と入社前に何度も聞いていたので覚悟はしていました。が、入社一年目にして新規開拓で海外出張に4~5回行かせてもらい、3年で1,000件近くのお客様を訪問しました。良い意味で裏切られました。
Q現在の仕事において、大切なことは何であると考えていますか?
A国内海外にかかわらず、お客様の要望にいち早く応えるためには、常に世の中の流れに敏感になり、知識と情報を得ることが大事だと思います。
Q現在の仕事の魅力、やりがいについて教えてください。
A①若いうちから、営業社員の裁量に任せて仕事をさせてもらえるところ。責任は伴いますが、立案から実際にお客様のところへ出向くまで、すべて自分で決められます。
②失敗を恐れず成長できる環境があるところ。
①にも通じますが、若いうちは結果よりもどんどん新しいことにチャレンジして、失敗から学びなさい、と日頃から言われています。実際そういう環境があるので、新入社員の時から手を挙げていろいろ経験させてもらいました。
Qこれまでの仕事の中で、もっともうれしかったことについて教えてください。
Aアジアのとある国で、アポなしで訪問したにもかかわらず経営者の方が会ってくださり、市場調査のために日本で準備した資料を見せると、「ここまでするのはすごい」と言ってもらえたこと。そして私のことをずっと覚えてくださっていて、数年後連絡をいただき取引につながったこと。結果がなによりも大事かもしれませんが、その過程でかけた熱意は相手に通じるものがあるのだなと思いました。今もその心持ちを大切にしています。
Qこれまでの仕事の中で、もっともつらかったことについて教えてください。
Aミャンマーで飛び込み営業をしていた時、スコールに遭い、たちまち道路が膝の高さまで水浸しになる中、スリッパに履き替えズボンの裾を巻き上げて、営業を続けたこと。根性が鍛えられました。
Q5年後、10年後に「こうありたい」という仕事上の理想像を教えてください。
Aもっとお客様に近い存在になりたいです。仕事の話はもちろん、他愛のない話ができたら一人前、と先輩に教わったので、そういう存在でありたいです。そのためには、仕事に関連した知識はもちろん、日頃からいろいろなことに関心をもち、自分の引き出しを増やすことも大切だと考えています。
QJNSは一言で言えば、どのような会社ですか?
A自分の羽を思う存分伸ばせる会社!!
なんでもかんでも好き放題やれるという意味ではなく、会社として、各部門できちんとした目標があり、それを全社員で共有しているため、目標に向かって各々が力を発揮できるような環境が整っている、という意味です。同じベクトルを持った仲間と助け合いながら、時には切磋琢磨して、自分の力──能力を活かすことができる、そんな会社だと思います。
Q学生へのメッセージをお願いします。
A就職活動をしていく中で、最初は業界や仕事を絞るのはなかなか難しいと思いますが、今は思う存分悩んでも良いと思います。私もそうでした。自分にどんな仕事が一番合っているのか、今は正直分からないと思います。一緒に働く仲間や出会う人々、環境によって180度変わったりします。ですので、できるだけ多くの会社を見て、たくさんの社会人の先輩たちの話を聞いて、判断する材料をたくさん持つことです。それができるのは就職活動をしている学生の時だけです。ありきたりかもしれませんが、失敗の数だけ人は成長できます。それは就職活動にも言えることだと思います。めげずに最後まで頑張ってください!